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インプラントの歴史
近年急速に知られるようになったインプラント治療ですが、その歴史はかなりのものがあります。
もともと古代から人類は失った歯を人口歯で補うという治療を行っていました。紀元前700年頃のマヤ族のミイラに下顎の骨と結合した貝殻が発見されたこともありました。
中世から近代にかけては宝石やさまざまな金属を使用していましたが、安全性や金属アレルギーなどさまざまな問題がありました。
現在のインプラント治療が実用化の段階に達したのは1950年代。現代インプラントの父とも呼ばれるスウェーデンのブローネマルク教授がチタンが骨と結合する性質を持っていることを発見。これまで大きな問題となっていた金属アレルギーを解消、安全性、耐久性ともに大幅な改善をもたらすことに成功したのでした。ブローネマルク教授はその後13年の歳月をかけて研究と実験を繰り返し、ついに実用化に成功。それが現在のインプラント治療のはじまりとなったのです。
ブローネマルク教授によって初めて治療を受けた患者はその後死ぬまで数十年の間、インプラントに何の問題も発生せずに生活を送ることができたといわれています。
日本でインプラントが導入されるようになったのは1982年以降。当時はノウハウがまず少なく、欧米人用に開発されたインプラントは日本人には合わないなどの問題も多かったようです。しかし現在では目覚しい技術の進歩を見せており、安全性、耐久性ともに非常に優れたものが登場しています。需要がますます高まっている現在、より使いやすく、長持ちするものとなっていくことでしょう。